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読書と映画と、ときどき猫2
デパート内の洋食屋での修行中のエピソード
当時は先の事など考えず、とりあえず感で就職した洋食屋。なかなかこれが楽しくて飲食にハマっていくことになります。
ある日のこと
悪友が彼女を連れてランチをしに来店。
今も昔も知り合いが来てくれるとうれしはずかしいものですが、顔には出せず仏頂面で「おう」と挨拶
海老フライ定食とフルーツパフェを完食した頃を見計らってテーブルへ
悪友が 「今日早番だろ?映画行かんか?」
「なに見るの?」
「マトリックス」
当時は革新的な映像技術で話題をさらった映画。当然行くと約束し悪友は店をあとに。
プロペラヘッズの「スパイブレイク」が頭から離れなくなり気が焦る。
キャベツの千切りをして終わりというところで・・・「!!」
指に激痛が走る。やってしまった。
だが見たい、どうしても。
幸い病院までは行かなくて良かったので自己処置をしていざ映画館へ。
ネオは世界は救ってくれたが指の疼きと焦った報いは救ってくれなかった。
皆さんキャベツの千切りに焦りは禁物です。
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